初めての紡ぎ車。

一番最初の紡ぎ車、Babe Fiber Gardenのピンキーのお話です。

糸紡ぎを始めた頃に話はさかのぼります。

当時はニット小物を販売していました。

市販糸を使って、模様編みや引きそろえ糸で編んでいました。

色んな糸屋さんやネットショップを見て、糸を探していたけど、

蛍光色のウール毛糸が欲しくて、自分で糸を作ればいいんじゃないか?と思ったんです。

「ないなら作ってしまおう」

これは作るのが好きな人あるあるかもしれません。

スピンドルで紡いでいたのですが、

アートヤーンに出会ってから、どんどん紡ぎ車が欲しくなりました。

試してみるには価格が高くて、踏み出せない。

あちこち探し回って見つけたのがピンキーでした。

海外から初めての輸入。かなり迷いました。

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壊れてしまって処分したので、小さな写真しかありませんが、

アートヤーンを紡ぐ用の赤いボビンとデルタフライヤー、ダブルペダルです。

造りがゆるーく、自分で組み立てます。ペダル部分のやすり掛けや色塗り、本体が軽いので前滑りします。

下に滑り止めのマットを敷いたり、創意工夫が必要です。

のちに知り合いも購入するのですが、私のとは仕様が違っていました。

個体差があるようです。

それも個性と思うとかわいく感じました。

私が購入した後にオーナーが変わったようで、仕様が変わっているかもしれません。

ボビンを変えれば回転比が変わるので、細い糸も紡げます。

↓ 細い糸用のボビン

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とにかく目立つかわいさ

ピンキーを持って、京都で開催された「ヒツジパレット2012」に

山下じじさん、orimaruさんと一緒にデモンストレーションで参加した時にも

ピンキーは大活躍でした。

アートヤーンは当時は珍しく、それに加えてピンキーのかわいい見た目でとにかく目立つ(笑)

 

2年ほど前に、持ち運びでスーツケースに入れる為に分解したら、

支柱が割れてしまって使えなくなってしまいました。

それがなければ今も現役だったと思います。

 

5段階で私なりの評価をつけたいと思います。

◎Babe Fiber Garden http://www.babesfibergarden.com/index.php?rt=index/home

・アートヤーン:★★★☆☆(アートヤーンだと紡げる量が少し少ない)

・普通の糸:★★★☆☆(十分な量、ただし別途フライヤーとボビンを購入)

・本体:★★☆☆☆(製品にばらつきあり)

・ボビン:★★★☆☆(3つ付いてたかな…)

・紡げる量:★★★★☆(約100g)

・価格:★★★★★(お手頃価格!)

【総評】★★☆☆☆ ずっと続けたい方にはずっしりとした紡ぎ車が良いかと思います。

以前は「きまぐれ手仕事屋」さんが日本代理店でした。ブログにリンクが貼ってあるので、今もやっておられるかもしれません。一応url貼っておきます。

気まぐれ手仕事屋:きまぐれ手仕事屋***crafters unit***

 

私が持っている他の紡ぎ道具についてもホームページ上に整理して掲載予定です。

参考になれば幸いです。

 

 

 

ご覧くださりありがとうございました。

 

 

 

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