家具のような紡ぎの道具。

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ホームページを見やすいように整理しています。

私の持っている道具類を一つずつご紹介しようと思います。

最初の道具選びはかなり迷った経験があって。

試したり、直接実物を見ることが難しいので、

これから糸紡ぎを始めようとか、どの道具を買えばいいか迷っている方の参考になれば幸いです。

太い糸もガシガシ紡げる

太めのワイヤーヤーンや、アートヤーンを一度に沢山紡ぎたくなり、

Babe Fiber Gardenのピンキーでは物足りなくなってきました。

次に購入したのが、アシュフォードのカントリー2です。

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オリフィスが2.5㎝あります。

約1㎏紡げます。

↓ そもそもは白木です。


 

解体された状態で届きます

ざらっとしてるのでやすりをかけ、色を塗って組立てました。

ボビン自体に溝がついていて、ドライブベルトを掛ける場所で回転比が変わります。

ドライブベルトは使っているうちに伸びてくるので、

切って断面をライターで溶かしてくっつけました。これが結構難しかったです。

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2段カラーボックスより大きいかな。

そして、重い。

でも、安定感があり、壊れる気がしない(笑)

太い針金のワイヤーヤーンもこれなら気にせずに紡げます。

ちなみに、並太くらいの紡毛糸も紡げました。

目からうろこの話。

その糸を500g依頼してくださった方は、

「糸の切れ目がなくて、糸始末しなくて良いからうれしい」と話されてました。

それは考えたことがなかった。セーターとか編むと糸始末が面倒。

目からうろこの話でした。

ラグ用の糸もこれで紡ぎました。

一度に沢山紡げるのは織ったり編んだりする人にとっては便利だなと感じました。

オリフィスの話

最初の方でお話した2.5㎝のオリフィス。

ピンキーの時は主にデルタフライヤーで紡いでいたのですが、

カントリーで紡ぐと、このオリフィスが安定感があって

糸がキレイに仕上がるように感じます。

デルタだと、少し左右にぶれるというか、オリフィスタイプだとまっすぐに紡げるのが良い所だと思います。

デメリットは糸の太さに制限がかかるということ。

2.5㎝以下じゃないと紡げない。

とはいえ、太くなってしまったら、ぐいぐい指で押し込んでましたけど(笑)

 

5段階で私なりの評価をつけたいと思います。

◎アシュフォード カントリー2 【楽天市場】アシュフォード カントリー2 ラ・メール

・アートヤーン:★★★★★

・普通の糸:★★★☆☆

・本体:★★☆☆☆(組立てが必要)

・ボビン:★☆☆☆☆(1つ付。追加で2つ購入 アシュフォード・カントリースピナー用ボビン ラ・メール)

・紡げる量:★★★★★(約1㎏)

・価格:★★★☆☆

【総評】★★★☆☆ 大きくて場所を取ります。ボビンも大きくて重い。ペダルが重く、負荷が掛かるため、細い糸は紡ぎにくいです。とはいえ、この大きさのオリフィスは安定感があって魅力的です。

 

私が持っている他の紡ぎ道具についてもホームページ上に整理して掲載予定です。

参考になれば幸いです。

 

 

ご覧くださりありがとうございました。

 

 

 

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