アメリカからやってきたかわいい物
物づくりが好きな人なら一度は触ってみたくなる物
物づくりが好きな人なら使い方が分らなくても触ってみたくなるんじゃないかなと思う紡ぎ車。
ペダルを踏むと動くのが面白くて、作りも気になるところ。
そんな紡ぎ車が我が家にもやってきました。
注文して10日くらいだったかな。
箱を開けて、説明書を元に組み立てました。とても簡単。
実は理系っぽい糸紡ぎ
手芸に分類される編み物や糸紡ぎ。学校では家庭科になると思うけど、
実はけっこう計算したり、回転比があったりとちょっと理系っぽい匂いがします。
糸紡ぎには回転比の話は欠かせないのですが、
そうは言っても、数字アレルギーなのでざくっと簡単にお話しようと思います。
糸を紡ぐ時、細い糸は回転比を上げて、太い糸は下げます。
このピンキーは糸が巻きつくボビンに直接ベルトをかけて回転比を変えます。
細い糸と太いアートヤーンと両方紡ぎたかったので、
本体・太い糸用ボビン(赤)+デルタフライヤー・細い糸用ボビン(白)+オリフィス細糸用フライヤーを購入。
紡いでみて分ったこと。
①ピンキーは塩ビパイプ製で軽いので、ペダルを踏むと滑って前に進む。
◎解決 下にマットを敷いてすぺり止め
②ペダルとフライヤーが白木でガサガサ
◎解決 紙やすりでつるつるにしてペイント
③ブレーキバンドの微調整
△使っていくうちにコツがつかめた
④糸を紡ぎ終わるたびにボビンを六角レンチで外さないといけない
〇私はあまり気にならなかった
⑤一度組み立てると折りたためない
△イベントに持っていく際、このまま袋に入れて持ち歩くことに。
分解すると後の調整がめんどうです。
⑥作りがおおらか
知り合いの方のも組み立てたのですが、私のとは少し違った。(今のピンキーも私のとは違うかも)
個々の個性があって、作りがおおらかです。この価格ならそれくらいはしかたないかな、
自分で微調整しようと思いました。
私が購入した時、本体は確か2万円を切ってました。
諸々つけても送料・関税を含めて3万円ちょっとだったと思います。
この間、分解しようとして支柱の塩ビパイプにヒビが入り、ぐらぐらになって紡げなくなってしまったけど
それがなければ今も使えているはず。この価格で10年近く使えたし、
練習できて、次にどんな紡ぎ車を買えばいいか勉強できたので、とても良かった。
そしてなにより、見た目がかわいい。イベントに持っていくと注目度大です。
以前、イベントでワンコインワークショップを行った時、子ども達の長蛇の列ができました。
女性はもちろん、男性も「どうやってできてるんだろう」と構造に興味津々で見ていらっしゃいました。
シンプルな生活とは程遠い
今は自分に必要な物がだいぶ見えるようになってきて、整理できるようになったけれど、
当時はシンプルな生活なんて程遠い 笑
分らないことが多かったので、この後も知りたい欲・物欲に拍車がかかります。
そして、羊毛を絵の具のようにまぜるドラムカーダーを購入するために、
またネット検索の日々がはじまるのです。
続きはまた今度…